大寒ですし・・・
春を待ちわびる時期ではありますが
そろそろ、お肌も春にむけての準備が必要になってきますかね
昨日のお客様も、春の花粉時期になると調子が必ず悪くなり
特に、「脂漏性皮膚炎」で鼻周りが赤くなり荒れてしまう
そんな、お悩みを抱えていらっしゃいました。
皮膚科で、お薬をもらったりする程度で
治ることはないと半分、諦め気分
「脂漏性皮膚炎」については、
確かに、詳しい原因についてはわかっていない部分も多く、
ストレス、ビタミンB不足、不適当な洗顔や洗髪
生活習慣の乱れなどもあげられますが
大きく関与すると言われる、
「マラセチア菌」の存在。
皮膚に普段から存在する常在菌ですが、
皮脂を好み、皮脂が多い環境下で異常増殖すると、
その代謝物が肌に炎症を引き起こすと考えられています。
マラセチアが皮脂や汗の多い環境を好むため、
皮脂の過剰分泌は大きな原因の一つです。
男性ホルモンは皮脂分泌を促進することから、
脂漏性湿疹の患者は男性のほうが多いと言われていますが、
ホルモンバランスの乱れなどにより、今や女性にも珍しくなくなりました
その、お客様の状況も
Tゾーンにかけて多少、皮脂が多いので
皮脂を栄養にしてマセラチアが繁殖しない為にも
春になるまで、毛穴ケアと保湿をしっかり行うことにしました
勿論、炎症が起こってからでは行いません。
細心の注意をはかりながらサロンでのケアと
自宅では、負担なく皮脂を吸着させるミネラルソープ
「MTコロイドソープ」を使用し、たっぷりの水分保湿を
今年の花粉時期に負担が軽減されていることを祈って!
そして、違うお客様のお悩みは、頬の赤み・・・
肝斑?リンゴのような赤さが、最近どうもおかしい
冬の時期、外の寒さと暖房の部屋との温度差で
毛細血管が拡張してしまうことで赤くなることはよくあるけど
ちょっと違う。
よくよく聞いたら、皮膚科でもらった
シミ用の「ハイドロキノン」薬を
頬全体に塗っていらっしゃったのです・・・
ハイドロキノンに含まれる乳酸と言うピーリング剤が
皮膚を薄くさせる作用があるのも加わって
肌が薄くなったり、赤みがでる場合もあるのです
そのまま使用続けていたら、逆に大変なことになっていたかも知れません
すぐに中止してもらいました
ハイドロキノンをもし使用する場合は、少量を部分的に
なにより、春先からの紫外線を気をつけないといけません
勿論、EGFやマリンプラセンタ配合の
「ダーマライズ」を使用してもらいます
肌に負担なく、新陳代謝(ターンオーバー)を高め
メラニンの生成を抑制する効果が期待できます
医者ではないので、治療することもできませんが・・・
お客様の肌や髪のお悩みに沿った
最善と思うアドバイスと施術ができるのは、
直接、お肌や心に触れることができるエステサロンならでは!と思います
ストレスが少しでも軽減されますように [:ニコニコ:]